2009年12月25日
コインロッカーベイビー現象
コインロッカーベイビーは1973年に前後して日本国内で同時多発的に発生、社会問題となった捨て子・死体遺棄事件の総称。
社会背景
高度経済成長から日本人の生活は一気に高度化、社会全体に豊かさが行き渡った反面、社会の発達は様々な自動化・無人化されたサ
ービスを生んだ。コインロッカーは、1953年に東京駅八重洲口に当初係員から鍵を借り受ける形で始まったが、この時代にはその利
便性が受け、全国の駅に設置されていた。
その一方、若者文化を謳歌する若者世代の内には、未婚のまま子供が出来るケースも増大していた。この中では、出産から育児・子
育てに対応できるだけの社会的支持基盤がなく、人知れず出産して子を持て余し、あるいは邪魔になったとしてそのまま遺棄してし
まったりするケースも増大していたという。
コインロッカーベイビーで遺棄した側が検挙された例の多くでは、未婚の母であったという。
従来、捨て子は捨てた側の親が遺棄するに辺り、無理心中事件ならいざ知らず、子が少なくとも生き長らえるよう発見されやすい場
所や児童養護施設など発見され次第保護が受けられる場所に置き去りにされる傾向にあった。この中では、不完全ながらも身の回り
の物品が添えられたり、発見者や拾う側などにメッセージが添えられることすらあった。
この問題では、1971年にコインロッカーで乳幼児の死体が発見されて以降、年数件の頻度でコインロッカーからこのような乳幼児が
発見されていた。しかし1973年になって2月4日に、東京都・渋谷駅のコインロッカーに預けられたまま保管期限が過ぎたロッカーか
ら紙袋が回収され、翌5日に紙袋から異臭がしたため、回収し保管していた警備員が中を改めると、生まれたばかりと思しき男児の遺
体が入っていたという事件が発生した。この男児遺体は女性用下着やスラックス・風呂敷などで包まれていて、遺棄した者も結局わ
からなかった。
同年3月に大阪でバラバラ殺人の被害者遺体がコインロッカーに隠されるという事件が発生したことを契機として、地域のコインロッ
カーを一斉に調査したところ、バラバラ殺人事件で頭部が発見された大阪駅より、へその緒と胎盤がついたままタオルに包まれビニ
ールの手提げ袋に入れられた新生児の遺体が発見された。
この事件報道に触発されるように、同年だけで大都市のターミナル駅を中心に、43件の遺棄事件が発生、社会問題となった。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
コインロッカーベイビーは社会現象にまでなったようです。
大変悲しいですね。
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